サマーバケーションはタイでキャンプ!
今週のお題「夏休み」
タイの田舎にはキャンプ場がたくさんある。
そしてそのほとんどが無料とか30バーツ程度で利用できる。激安。
シャワーもwifiもある。
テント一個持ってれば泊まる場所には困らない。
タイ人キャンパーもちらほらいる。
ご飯とかくれる。英語じゃなんて言うのか知らないけど俺らはゲオマンゴンって呼んでるんだぜ、って言われてドラゴンフルーツくれたりシーチキン味だぜって言ってアンパンそっくりな見た目と味ででも小豆じゃなくてツナというなんか激甘パンくれたり。(日本人としてツナマヨ以外の発想はなかった)
私も自転車乗ってるんだよって言って、チュンポーンからバンコクまで走ったって自慢された。
俺も今から行くんだよって言うと、一日何キロ走るの?100キロ?200キロ?
「う、うーん100キロくらいかなー?」
全然うそです、今日は30キロ。
超ダラダラ走ってます。
暑いし、犬とかいていちいち止まって棒振り上げる手間がかかるし。
こんな門を越えた先の、
khao ta mong lai forest parkってとこはちょっと高くて着いたら100バーツもするって言われた。
でもすごい綺麗。景色もシャワー室も全部ピカピカで、手を洗う7ステップとか貼ってある。ハイジ風ブランコもある。
犬も一匹しかいない。人懐っこいおとなしい奴で、やばい犬が侵入してくるのを遠くで夜中じゅう吠えて守ってくれていた。二回起きた。
こいつ。マーキング終了。
スタッフが人懐っこい。
タバコくれって言われて、あげた。
アメスピのシャグ、手巻きタバコの袋に13バーツのタイ製の奴をリフィル、詰め替えて入れてる。袋がタイのより使いやすいので。
「捲ける?」
「当然」
なんかすごく喜んでくれて、お腹は空いてないか、お酒を飲むか、と大量に振舞ってくれた。
そのあとで、タイの手巻きのタバコをくれた。リフィルしたのと同じ奴。
ん?
多分、彼は高い日本のタバコを貰ったんだと勘違いしてる。なんかごめん。
ハンドルが、僕はマウンテンバイクじゃないよって背中で物語ってる。
次の日は根性で85km走ったけど途中60kmくらいでトラブル発生。
パンクとか熱中症とか狂犬とかいう外因じゃなくて、内因。
つまり、飽きてきた。
ペダルをこいで景色がゆっくり変わっていく。
大通りは犬が少ない。
三車線もあるし車も速い。
追っかけてくるようなバカな犬は真っ先に轢かれて死ぬから淘汰されてるんだと思う。
一匹、目が血走ったバイオハザードに出てきそうな奴と対峙したのがちょっと危なかったくらい。
道路から左側、家とか店がある方に常に注意して、犬がいたら睨みつけて威嚇。吠えてきたら自転車を止め、棒を取り出す。
犬が目をそらしたらもう大丈夫、行ってよし。
一番ボスっぽい奴が目をそらせば何匹いても一緒。所詮は犬コロ、畜生だ。
同時に右側、大通りでは制限時速が80キロなので車が凄い勢いで抜いていく。轢かれないように注意。
バイクは歩道を走ってくる。あと逆走車もちょくちょくいる。
逆走車は一番左を走るから俺の自転車は車道よりを走らないといけない。ミラーをチェックしてると後ろから来たバイクがショボい音のクラクションを鳴らして抜いていく。
だけど、はいはいあーそれもう分かったから。充分、お腹いっぱい。疲れたとかじゃなくて、走るのが退屈になってくる、変な感覚。
つまんないなあそろそろ怖い犬でも出てきてくんないかな、とか。
バイクならどんだけ走っても物足りないんだけど不思議。
本質的にチャリダーじゃないんかな。
それともゲームとかで最初のフィールドが余裕になっちゃったようなもんで、もースライム飽きた状態なのか。
さっさとミャンマー 行くべきか。
商店でジュース飲んでたらサービスでくれたアイス。口が真っ赤になる奴