自転車でフラッと海へ行くブログ

海が見たくなって自転車で出かけた 白浜、沖縄、タイのタオ島を経て紅海まで行く予定。なおダイビングのライセンスは日本に届いたのでまだ手にしてない

今からミャンマー に向かって自転車漕ぎます!!

今回は、ガチ!!

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チャオプラヤー川を行き交う船、と橋

※豆知識

チャーノムイエン

茶飲む胃炎、と覚えよう。

チャーがそのまま茶。で、飲むが牛乳。(大抵の店では缶のコンデンスミルクをダバダバ入れまくる)胃炎が氷という意味で(ホットだと茶飲むローンになる)

 

語順が逆だがアイスミルクティーの事だ。

 

激甘。カルピスの原液を氷だけで割った甘さ。タイは暑いからすぐ溶けるのでほとんどの飲料はそれ前提、歯が溶けて痛いくらいの砂糖で作られてる。

フルーツが年中取れる国柄なので甘味に抵抗がないのもあるだろうし、熱中症の予防としての水分補給に、糖分と塩分が重要だからというのも要因だと思う。経口補水液の作り方は水張った鍋にざっくり砂糖ひとつかみ、塩ひとつまみ。通常水分を吸収をする大腸ではなく、手前の小腸から最速で吸収出来る。

 

 

 

タイ王国の歴史

ラーマ1世に始まる元王朝は1782年、日本で言う江戸時代中期に始まる。

それからなんだかんだあって、フランスに占領されその後アメリカに占領され中国にも取り込まれかけてずーっと戦ってた骨太の武闘派ベトナムとか、ポルポトさんがやらかしちゃったカンボジアだとか、例の竪琴で有名なビルマ、現ミャンマーなどと違ってタイ王国は一度も植民地にならずに独立を貫き通した東南アジアで唯一の国だ。

ビルマを植民地支配していたイギリスと、ベトナムを植民地支配していたフランスの間に挟まれていたおかげで緩衝地帯になったおかげだ、なんて中学校の社会で聞いた記憶が僅かにある。

第二次世界大戦では日本と同盟国だった親日の国でもあります。

  

 主役のサイトー大佐はまあいいとして他の部下の日本人の発音が下手くそすぎる邦題『戦場にかける橋』という鬼畜米英の作った反戦映画があり、清貧の思想で戦う日本の兵隊さんがぐだぐだサボって言うことを聞かないイギリスの捕虜を使ってなんとか作った橋を爆破するナンパなアメリカ人、みたいな腹の立つ内容なんだけど蒸気機関車が通過する瞬間に爆破されて崩落していく様子だけには一見の価値があるわけです。

 ネタバレだけど古い映画だからいいよね、内容については偏見と独自解釈なので、未視聴の方は信じないように。また史実とはぜんぜん違う。

 

 

で、カンチャナブリという駅の近くにその橋のモデルがあるとか。そりゃまあ行ってみるのも吝かではない。 

 

トンブリという、畑のキャビアみたいな名前の駅がバンコクにはあって、前回のファランポーンとは違って西側に行く電車の始発駅。

 

そこで会った自転車乗り。

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ナティくん

ビアンキ好きみたいで服もリュックもビアンキ

 

Komoot Cycling and Hiking Mapというアプリを教えてもらった。便利らしいんでWi-Fi繋がったら落として使ってみよう。

 

広告ウザくて昨日アプリのFBとインスタ消したから容量だいぶ空いたとこだったんよ。ブラウザで見ればアドブロック効くみたいで。このブログもアドセンスフリーでお送りする予定です、広告は勝手に出るらしいけど。

(※なお、その後ブラウザ版インスタで動画がupできなかったので泣く泣く復帰) 

 

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よいしょ。ナティくんが撮ってくれてた

んー早いなー140キロをたった2時間半か。

クーラーもない3等車、でも全開の窓から風で快適。カンチャナブリまで行ってたった100バーツ。自転車料金は変わらず100バーツ。うーん安い。自走してたらジュース代で軽く超えちゃってたなあきっと。

降りたら国境まで60キロしかない、寝てても着きそう。

 

アユタヤとか寄っても出国しなきゃいけない日までは余裕あったけど、歴史とか旧所名跡って実はあんまり興味ないんだよねアンコールワットとタージマハルごっちゃだったし。

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鉄橋。爆撃で壊れたあともしっかり残ってる

だいたいその川の名前だって映画で有名になったからクワイ川になったってくらいで(原題が英語でクワイ川にかかる橋とかで)車の会社が有名になったからトヨタ市になったみたいな節操のなさなんだから、そんなもんでしょ。

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日本人が鉄橋を作って便利になった、みたいなことが書いてある。多分

 

そういうわけでカンチャナブリまで付いたんで、明日からガチでミャンマー に向かって漕ぐぞ! 60キロで160mの登り坂。きつそう。

 

 

追記:これ、この日乗ったこいつこそがいわゆる泰緬鉄道という、過酷な建設労働から大量の死者を出した死の鉄道(Death Railway)」

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/泰緬鉄道/

知らんかった……。