インドを自転車で走っていて気をつける事
高速道路、ナショナルハイウェイを自転車で走っていると牛がのそのそ歩いてて邪魔。
maps.meは自転車でルート検索をするとわざわざハイウェイを避けてくれる糞仕様なんだけど先進諸国の発想で考えるとそっちが当たり前なんだろう。牛が高速にいたら事件、みたいな。
舗装が穴ぼこだらけだとか、逆走車とか動物たちとか、そんな当たり前のこととか、でも信号は意外と守る、みたいなインドでは常識な交通ルールにとやかく言っても仕方ない。
特に自転車でこれは危険と言うものだけ挙げて行こうと思う。
一つはトラックが停まっている横を通る時。
ドアか窓が開いていないかしっかり見て、開いていたら極力離れて通る事。
下を通る自転車何て気付かずに、噛んだキンマ、噛みタバコを吐き捨てて来る。
汚ねえ。
次は、夜の逆走トラクター。
やけに狭い間隔の二つ目ヘッドライトが近づいて来たらすみやかに大きく回避する事。
ヘッドライトの間隔の数倍、荷車の幅があるので気を抜くとやられる。荷台に丸太や板を横向きに載せてる奴もいるくらいなので、ラリアット喰らう可能性も。
あと誰もが知りたいだろう情報、牛の糞を踏まない方法は、とにかく気をつける事。
無理っていうのは嘘つきの言葉なんです。
ブラックというかブラウンな根性論だけどそれで大概いける。
シューティングかマリオカートでもやってる気分で。
暑いし根性なしなので10キロごとにチャイ飲んだりダラダラ休憩するんだけどそのたびにローカルピープルがわらわらと集まってくる。インドの田舎には、よく言われるような嘘つきの詐欺師はいない。
やたらセルフィー(自撮り写真)一緒に撮ってくれって言われてアイドル気分になれる。
走行中ですら、バイクで横付けして喋りかけてくる奴もよくいる。人懐っこいのにも程がある。
距離が稼げないのはだからしょうがない。
どこから来たんだ、自転車で来たのか、時間はどれくらい掛かったのか、とか質問責めは、でも大体一緒なのでそのヒンディー語を覚えた。
ビハール州は禁酒州で、関係あるのか知らないけど英語の話せない奴が多かった。道も酷い。酒税が足りないんじゃないの。