自転車でフラッと海へ行くブログ

海が見たくなって自転車で出かけた 白浜、沖縄、タイのタオ島を経て紅海まで行く予定。なおダイビングのライセンスは日本に届いたのでまだ手にしてない

編集後記

今週のお題「二十歳」

 

今年その倍になりますね。

ちょっとおっさんすぎてびっくり!

いい機会なのでお酒とタバコをやめることにしました。

 

堀江さんというエジプトに10年住んでる音楽家に諭されたのも一つ。

ダハブの宿で置いてあったマンガに、懐かしいAKIRAがあって、(昔読んだ時にはメカしか見てなかったな)「薬に頼っているうちは本当の力を発揮出来ぬ」なんて占いのおばちゃんがデコ助野郎に説教してて、お酒に読みかえたら酔ってる事を言い訳にしてたら自分を解放出来るのがその時だけになっちゃうよ、みたいな事かなあ。

その衝動がどこから湧いてくるのかを真摯に見つめて、今はもうそれがなくても大丈夫なんだって心で納得しないと、表面だけの禁酒禁煙ではすぐにまた逆戻りしてしまうのは当然。

とか偉そうな事言ってて自分はどうなの、まだ一週間も経ってないのに。

二度と絶対にやらない、みたいに考えてはないので、勧められたりしたら形だけ、相伴に預かる事もあるでしょうね。

でももう過去のものなので、飽きたオモチャでは遊ばなくなるのと一緒。むしろオーラルステージ卒業遅かったなあ。

若者よ自殺するくらいなら30万貯めてダハブで過ごせ、ってツイートが大ヒットした超有名人、って教えてもらったので堀江さんにそれを聞くと不機嫌そうに、「そんな金があるかって大炎上したんだ」ってコラー! アヤヤくん(教えてくれた人)!気まずいやないか!!  どうしてくれるんだ。不用意に聞いた俺も悪いよね。

三十万はすぐ溜まる。けど中高生のヒキニートついかす民には無理だろう、バイトでも3ヶ月くらいあれば十分だけど。働きに行く元気がないなら借りればいい。遊ぶお金は借りていい。百閒先生もそう言ってる。

 

それはともかく、長いようで短かったこのブログも前回のダハブで最終回を迎えました。

その後エジプトでは散々な目に遭って、宿は喧嘩して三つも移るし、お金擦られてカメラもチャージャーもイヤホンもUSB充電器も盗まれたしあげくチタンマグまでカバン漁られて盗られた。

ダイビングライセンスの取得費用も、実は沖縄の方が安かった。

インドに逃げ帰る飛行機のトランジット先でまさかのチェーンロックが没収されるという悲劇も。

危険じゃないし、自転車が盗まれたらどうするんだとか散々説得したのに無理、ルールだからの一点張り。地獄に落ちろと思いましたね。

なんで受託荷物に入れなかったのかというと、どっかのブログでエアアラビアなら前輪外すだけで載せれるみたいな記事があったので気楽にカイロ空港に行ったらフロントででかすぎてダメ、置いてけと断られて焦りに焦って、「あ、フォーク抜きだ!」っとやっと思いあたって迫る時間の中必死で作業をしてギリギリ間に合ったから。でも先に輪行バックに放り込んでおくべきだった。

 

バスキングで稼ぐぞ、と筆ペンとスケッチブックを持ってジョジョというマンガでロードローラーが登場するナイル川の橋に行くも、おっさんに豆のスープを奢ってもらったのが唯一の収入。

 

とにかくエジプトではえらい目にあった。

大切だと思っていたものも、しがみついていた思い出も、信じていた事も。

ちょうど断捨離みたいに何もかも無くなっていく。

んでも人生ってこういうもんだと納得した。