もろみゃい(モーラミャイン)滞在3日目
電車でヤンゴン行きの奴がある、それは早朝に出るらしい。
だから六時に起きた。
豪雨。
あー、今日は朝からなんだ。
寝よ。
別に一つも予約とかしてないからもう1日過ごすのも全く問題ない。
大木とか電柱がまたたくさん倒れたらしい。
大通りも通行止めだとか。
まあよくあること。
日本で地震があるのと同じ感覚。
今朝はちょっとすごかったねーって宿の主人も言ってた。
電車止まってるよ。
うん、そーだろうと思った。
昼頃起きて、マーケットがあると聞いて行ってみたけどほとんど閉まってた。
今朝の大雨のせいだ。
電気が止まって全然復旧しない。
水量が多過ぎてヘドロなんて一瞬で流される。ドブがまるで清流のようだ。
ヤマメとかウグイとか住めそう。
ミャンマーは11月から2月が乾季で涼しく過ごしやすく、3月から5月が40度を超える激アツ。それから6月から10月までずーーーーーっと雨。豪雨こそミャンマーと言っても過言じゃない。乾季の涼しい時に来たって、それは本当のミャンマーを知らないという事だ。本物のミャンマーを楽しめて嬉しいなあ、マジで。
東南アジアの中で最凶、降雨量は、タイの二倍から三倍くらいある。
ミャンマーの人は150%ポンチョ持ってる。だいたい全部同じデザイン、迷彩がらに、反射テープが付いてる。
見つかりたくないのか、見つかりたいのかどっちなんだ。
もろみゃい(モーラミャイン)は二本の河がクロスして海に注ぎ込む珍しい地形。
流されたヘドロが全部注ぎ込む、当然透明度ゼロ。
倒れた大木をチェーンソーで切断。
この崩れかけた家の中にはおばあちゃんがいて座ってる。大丈夫なのか。とりあえず出ろよ!
チェーンソーは2ストで、カブってエンジンが掛からなくなってたんでしゃしゃり出てキャブの吸気指で塞いでチョークしてあげた。でもダメで、プラグ外して掃除してたからライター貸してあげて炙った、近くにいた子供が灯油をペットボトルのキャップに入れて持ってきたのでそれで洗って試したら火花は飛んでる。いけるはず! プラグ再装着して何度かヒモ引っ張ったらとうとうエンジン始動。
感 動 の 一 瞬 !
街並。信号は停電で真っ黒。
今日のわんこ
名前はやっぱりまだない野良ちゃん。
ミャンマーのわんちゃんは白いのから茶色、真っ黒までいろいろいます!
このこは胸元だけ白いタイプ。つねにビクビク、市場の人はこの野良ちゃんがまるでいないかのように扱います!
写真を撮ったら逃げていっちゃいました、またねーー! バイバイ!
iPhone6sの充電が激烈に不安定になった。
毎日滝のような雨を浴びて端子が錆びたようだ。これは適切な充電器具じゃないようです、みたいな英文が出てきて1秒に2回目くらい警告音が鳴る。
ここはミャンマー、当然のごとく接点回復剤みたいな便利スプレーは売ってない。
そこで取り出したるはコカコーラ。
爪楊枝に紙を巻いて、コーラを漬けた紙で擦る。5分くらい擦る。
※※重要! 電源は完全に落としてから!
コーラにはリン酸がたくさん含まれてるので錆びはすぐに溶ける。便利な奴やでこいつは。
で、次にウィスキーの度数高い奴。同じように紙に染み込ませてでしっかり拭う。酸はちゃんと拭き取らないと腐食するからダメ、絶対。最後に自転車のチェーン用に買っといた油を薄く塗って、完璧!
多少はましになった気がする。
当然だけど非推奨、悪化しても責任とりません。真似をする人は自己責任でお願いします。
追記:本体にやるより充電ケーブルの端子をコーラ浸けにする方が効率よかった。壊す危険も少ないと思う。